サービス提供者様の今回のシステム開発への想い
当グループは「サービス業のDXを加速する」ことをミッションとしています。これまで、POS/OES、レシピ表示付きオーダー管理キッチンディスプレイ、モバイルオーダーなど、様々な飲食店舗向けソリューションをご提供してまいりました。飲食店舗のDXというと店舗現場のオペレーションを改善するためのサービスが主流ですが、店舗を利用するユーザー目線でのサービスも同時に重要だと考えます。さらに、コロナ禍を経て飲食店舗も従来のあり方でのサービス提供だけではなく、いかに「ユーザーに快適な店舗体験を提供できるか」がますます問われる時代になってきていると感じます。そこで、LINEで商品を注文・決済して、待たずに受け取りができる「BASE.S PLATFORM #1095 APPs with LINE」をリリースしました。飲食店舗にとっては高まるテイクアウト・デリバリーの需要に応えつつ売上獲得ができるソリューションとして、ユーザーにとっては利便性と安心をもたらすソリューションとしてご活用いただけます。LINEのプラットフォームを活用しているため、今後はユーザーと店舗のコミュニケーションやデータの活用にも注力していきたいと考えています。
LINEとの連携
利用ユーザーの多いLINEを採用し、新たな販売チャネルの開拓と運用を実現
LINEはアクティブユーザー数が非常に多いサービスで、もはや人々のライフラインのようなサービスであると考えています。日常的に利用されているサービスであるからこそ、初めて利用するシーンでの障壁も低いことが大きな魅力です。さらに、友だち追加してくださったユーザーとのコミュニケーションや通知機能を活用したリテンション施策を手軽に実施することが可能で、店舗にとって新たな販売チャネルの開拓と運用がスムーズに実現できるスピード感も重要なポイントだと考えています。
飲食店の導入障壁が低く、導入してもらうことで新規友だち獲得に貢献
飲食店舗では既にLINE公式アカウントを運用されている店舗が多く、導入の障壁が非常に低いと感じました。導入店舗でも、既に運用しているLINE公式アカウントの友だちに対して付加価値を提案できるメリットを感じていただけていましたし、新規の友だち獲得にも貢献する要素になったと感じていただけています。飲食店舗・利用ユーザーの双方にとってライフラインのようなサービスであるLINEを活用したサービスを展開することにより、新たなお問い合わせを頂戴するきっかけにもなっています。
データを取得して店舗の販促・商品開発に繋げる
「BASE.S PLATFORM #1095 APPs with LINE」では基本的に他の店舗ソリューションとの連携により注文情報等と組み合わせた分析結果をダッシュボード化してご提供しています。店舗や本部の意思決定をスピード感を持って可能にするためです。現在ではLINEから取得できるユーザーの属性情報などを売上分析と組み合わせ、店舗の販促や商品開発に繋げることができるデータの活用を進めています。