インバウンドDX
インバウンド市場におけるLINEの可能性
LINEアプリは日本国内だけでなく、グローバルにも広く利用されており、世界230以上の国と地域で利用されています。
全世界での月間アクティブユーザー数は約1億9,400万人に上り、特に、台湾とタイでは圧倒的なトップシェアを誇っています。
台湾では、LINEはユーザー数No.1のコミュニケーションアプリとして、約2,300万人の人口のうち2,200万人が利用しています。
これは人口の約90%がLINEユーザーであることを意味し、LINEが展開する地域の中で最も浸透率が高い市場です。
タイでは、約6,600万人の人口のうち5,300万人がLINEアプリを利用しています。
これは人口の約80%にあたり、台湾の約90%に次いで高い割合です。また、これは日本の約70%の人口カバー率よりも高い数字です。
インバウンド向け機能のご紹介
LINEミニアプリのインバウンド機能を使用にすると、日本、タイ、台湾以外のLINE未使用ユーザーはウェブブラウザでLINEミニアプリのサービスを利用できます。
これにより、LINEアプリを使用していない訪日外国人の方がLINEミニアプリのサービスを利用したい場合に、LINEアプリのインストールを強制されることなく、ウェブブラウザでサービスを利用することができます。
web版とLINEミニアプリ版の両立によるQRコードの差し替え等が不要。また、設定言語による分岐機能を自社で開発・実装する工数・コストも不要になります。
滞在中にサービスごとのアプリダウンロードをする手間をなくし、行き先の検索・提案から予約、決済まで全てLINEアプリ上で行うことができます。
LINEアプリ上での操作履歴や来店履歴、購入履歴をもとに、新しい旅行先の提案や観光スポットでのレアなイベントの通知など、エンドユーザーにとって様々な情報をLINEのメッセージで配信できます。
インバウンド向け利用イメージ
旅マエ・旅ナカ・旅アト、それぞれのシチュエーションに合わせてLINEを活用できます。
LINEミニアプリ インバウンド機能の設定方法
設定方法はとても簡単です。
LINE Developersコンソールにおいて、LINEミニアプリチャネルの[ウェブアプリ設定]タブで[LINE未使用ユーザーをウェブブラウザに誘導する]を有効にします。
この機能は、認証済ミニアプリ・未認証ミニアプリどちらでも利用可能です。
この設定を行うことで、LINEを使用していないユーザーは、LINEアプリをダウンロードしなくてもウェブブラウザでサービスを利用できます。
なお、[LINE未使用ユーザーをウェブブラウザに誘導する]を有効にする前に、ウェブブラウザでLIFFのエンドポイントURLにアクセスした場合にLINEミニアプリのサービスを利用できるように設定し、多言語対応もしておく必要があります。
設定方法の詳細は、LINE Developersの以下のページをご確認ください。
▶︎ LINE Developers - LINE未使用ユーザーをウェブブラウザに誘導する
また、ウェブブラウザで使用可能なLIFF APIのプロパティとメソッドについては、以下のページをご参照ください。
▶︎ LINE Developers - 設定を有効にする前に確認すること