LINE API Use Case

ガシャポン®デジタルラリーの事例 | NFCとLINE APIを活用したオンライン完結のデジタルラリーを実現

システムの解説

技術スタックの選定

弊社が独自開発したカプセルトイ自販機と、(株)デジタルガレージ様のLINE支援サービスの連携により、ガシャポン®デジタルラリーサービスを運用しています。
システムのインフラには、世界で最も利用されているクラウドサービスであり、高い安定性と、サービスの柔軟性・拡張性に優れているという理由から、AWS(Amazon Web Service)を採用しています。

リリース後の評判

ガシャポン®デジタルラリー実施期間中は、スタンプを集めたい、景品を手に入れたいというユーザー様の気持ちに沿った取り組みを行うことで、通常期と比べて150〜400%以上の新規の友だち登録数が実現できました。
告知方法により効果は異なりますが、端末にLINEをインストールしているだけで参加できるお手軽さが、新規の友だち登録に良い効果を産めていると感じています。
その他LINEを活用したメリットには、ユーザー様のスポット通過(※1)状況を日々確認できますので、状況に応じたセグメント配信を行うことで、駆け込みでスタンプのコンプリートを目指すユーザー様とのコミュニケーションを実施できた点が挙げられると思います。(※2)。
そして、景品の受け渡しに弊社のカプセルトイ自販機を活用していますので、告知物の掲載と自販機を設置するだけで、イベント参加から、成果達成、賞品交換まで全てデジタル上で完結し実施できます。従来のスタンプラリーでかかっていた、スタンプ台の設置や景品の交換といった人的な運用負荷も最小限に抑えられています。

※1 スポット通過とは、ユーザがスマホでスマートプレートを読み込んだスポットになります。
※2 本施策ではユーザーの承諾を頂いた範囲でデータ取得・利用を行っております。

今後の展望

本サービスは、弊社で中身のガシャポンを一定数生産させていただくことができれば、他社様にご提供することも可能です。
バンダイでガシャポンの景品を作ってみたい、ガシャポン®デジタルラリーなどのエンタメを顧客に提供したい、そのようなご要望をお持ちのお取り組み先様がいらっしゃれば、是非ご検討いただきたいと考えています。イベントでの新規顧客の集客や、観光地域の活性化を目的にした施策などにもご活用下さい。

LINE API開発における要望

外部サイトからLINEログイン実施時に、メールアドレス/パスワード入力画面が表示されることがあるので、
・本画面を表示しない。
・「LINEアプリでログイン」ボタンを目立たせる。
などの改善を期待します。

LINE APIを活用してサービスを開発される方に一言

LINE APIは他SNSと比較しても、日本の事業者向けに特化し、サポートも充実しているAPIとなっていると思います。またAPIで取得できるLINEのユーザーIDを活用すれば、LINE公式アカウント上で1to1コミュニケーションを実現することができます。
LINE APIの活用にご興味がありましたら、LINEヤフー社の認定テクノロジーパートナーであるデジタルガレージ様(https://www.garage.co.jp/ja/contact/marketing-technology/)にご相談されることをおすすめします。

利用しているAPIのリンク

AWSを活用した他ユーザー導入事例