サービス概要と解決したい課題
「人が多くて並びたくない」、「子どもが気になってゆっくり注文できない」、「商品を受け取ってから席を探すのが大変」、そういったフードコートでお客様が直面するお困りごとを解消したい、という思いからFooPassは生まれました。
FooPassが注文と会計の役割を担うことで、お店のスタッフも調理・提供に専念しやすくなり、また、長く続くコロナ禍の中でお客様とお店のスタッフの接触機会を減らすことができるという、開発当初は思いもしなかった効果を生み出すこともできました。
今後もFooPass、そしてFooPassを開発・運用する上で培った経験を活かして、目の前にある課題を解決し、社会を少しでも豊かにすることができたらと考えます。
LINEとの連携
なぜLINE(API)を利用するに至ったのか
スマホアプリでサービスを提供する場合、「インストールしてもらう」「起動してもらう」という大きな壁があります。
「フードコート」という私たちの生活に馴染みのある場所で気軽に使っていただくには、利用者の世代に偏りが少なく、国内月間アクティブユーザーが9400万人を超え、かつ86%のユーザーが毎日利用している※(2022年12月時点)と言われているLINEを利用するのが最適であると判断しました。
※MAUにおけるDAU = Daily Active User(1日に1回以上利用したユーザー)の割合
リリース後御社にとってどのような効果があったか?
福岡市西区にある商業施設「木の葉モール橋本」で正式にサービスを開始した2020年5月はコロナウイルス感染拡大の真っただ中であり、その中でお客様とお店のスタッフの接触機会を減らすことができる仕組みとして注目をいただきました。
また、1店舗に限定したテーブルオーダーではなく、フードコートならではの「複数店舗への注文」に対応したアプリとして、現在も多くのお問い合わせをいただいています。
システムデータ利活用について
FooPass単体であれば「1回のフードコート利用で何店舗に注文をしているか」といったフードコートの利用実態の分析が可能であり、またフードコートが展開されている施設が持つデータと組み合わせることで様々な分析や施策の決定に寄与することができます。