LINE API Use Case
LINE API Use Case

LINEで気軽に自動運転バスの予約を実現!
茨城県境町から始まる自動運転バス オンデマンド予約システムのLINEミニアプリ活用事例

システムの解説

AWSへ移行して運用面を最適化

既存で運用している内製システムをAWSで運用していたため、LINEからの予約システムのインフラもAWSで実装しています。

初期のプロトタイプではGoogle Apps Scriptなども使っていましたが、本格的にサービスとして開発・運用していくにあたって、既存サービスとアーキテクチャやデータ管理などを共有していくために、インフラ周りは全てAWSへ移行しました。

インフラを移行することで、ビルドのパイプラインなどを既存システムと統合するなど、運用面でも最適化ができています。

クラウドインフラのランニングコスト

DispatcherではAPIでの連携以外にも、車載機器からの映像・音声や、websocketでのリアルタイムなテレメトリ情報の送受信など、複数の通信でサービスが成り立っています。

そのため、サービス開発当初からクラウドインフラを用いて、インフラ管理や保守にかかるコストを削減したいという考えが念頭にありました。また、接続する車両の増加に従って各通信量も増大していくことが予想されるため、サービス規模に合わせて容易に増強が行えるクラウドインフラを駆使し、効率的にコントロールを行っています。

LINEに顔情報登録をすることで、乗車時に顔認証する仕組みを検討

乗車時のお客様認証に関してのアップデートを検討しています。

現在は予約時に発行されたIDをドライバーに提示していただくことでバスの乗車ができます。しかし今後自動運転バスにドライバーの役割を持つ人がいなくなることを考えると、このやり方では限界があります。

そこで解決策として現在開発を進めているのが顔認証によるお客様認証です。乗車時のカメラで顔認証することで、予約者本人かを認証する仕組みです。また運用の効率化の面では「相乗り」ができるような予約システムへのアップデートを検討しています。

これからサービスを開発される方に一言

我々のサービスは、車両の予約から乗車認証まで、利用者自身で操作していただく必要がありました。

こうしたBtoCのサービスは、顧客とのコミュニケーション方法や、顧客リストの管理などに課題を感じることがあると思います。

LINEのプラットフォームではそうした課題に対して、トークを使ったコミュニケーション、友だち登録による顧客管理など様々な機能が提供されています。

今回の予約システムでもそういった機能を活用することで、大きな課題を感じることなく開発することができました。

ぜひこうしたBtoCサービスを構築するのであれば活用を検討してみてください。

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