ファンとチームを繋ぐ双方向コミュニケーションでリーグ優勝を目指す
2022年の終盤戦に福岡ソフトバンクホークスのファンとチームを繋ぎ、一体となってリーグ優勝を目指していくというミッションがありました。そこで福岡ソフトバンクホークスのLINE公式アカウントを活用してエールを選手に届ける、選手からはスペシャルメッセージが届くという、双方向のコミュニケーションのアイデアが生まれました。具体的にはファンは応援したい選手を選んでエールを投稿するとそれがLINE公式アカウント上でデジタルカードになりファンにプレゼントされ、またファンから集められたエールは特別映像やベンチ内や球場サイネージに掲出され選手やチーム全体に届けられました。
LINE公式アカウントで繋がるファンと選手のリアルタイムコミュニケーション
LINE APIのLIFF(LINE Front-end Framework)を活用することで、ユーザーと選手のリアルタイム交流を実現
ファンと選手・チームとの双方向のコミュニケーションというのがテーマでしたので、ユーザー(ファン)のアクションに対して、One to Oneで選手やチームからリアクションができるプラットフォームとして、LIFFアプリを活用してました。
LIFFアプリにすることでユーザーのLINEのユーザーIDを取得し、そのユーザーがエールを送った選手と紐付けておき、エールを送った選手が活躍するとそのユーザーだけに選手がメッセージを返すということが可能になりました。
また、LINEのユーザーIDを保持しておけば後日でも特定のユーザに対してコミュニケーションとれるというのが良いところだと思いました。
参加意欲を向上と応募数が増加
この度の応募数は約24,000件(ソフトバンクホークス社調べ)に上りました。今回、LINEの仕組みを利用することで双方向型のコミュニケーションが実現され、参加意欲を向上させることができました。これにより、応募数が前年度に比べて増加する結果となりました。
ファンのデモグラフィック情報から見えた新たな可能性
今回エールを送る際にファンのデモグラフィック情報も入力してもらいました。それにより、改めてファンの傾向や選手別のファン層などを知ることができました。今後はそのデータを活用して、デモグラフィック情報と選んでくれた選手を組み合わせて、個別にキャンペーン(メッセージ)を配信していこうと思っています。