サービス提供者様の今回のシステム開発への想い
弊社は、面談のプロとしてメンターや人財分析での面談を通じて、ご本人が忘れていたり気づいていなかった大切なものを数多く引き出してきました。
その我々が、なぜ問いかけアプリを開発したのか?
多くの依頼や感謝をいただくも、面談の限界(効果の持続性、他者による働きかけのデメリットなど)を感じ始める
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「面談で一体どれだけの人達に貢献できるのか?」と、目標と自信を見失い、超モヤモヤ...
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気持ちを切り替えたい!と、面談の問いリストに自ら答えを入力
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自分なりに頑張ったことやなぜ頑張ってきたのか、などの問いに答えていくうちに「自分の思いや価値あるものを生み出してきたこと」に気付き、涙が溢れる
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「よく頑張ってきたな」と自分への労りの思いと共に「まだ可能性は沢山ある」と自信も湧いてきた
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最後には「これをアプリにして、沢山の人に届けたい!届けるべきだ」とアプリ化を決意
それは、面談の限界を超える「問いかけアプリ」
LINEとの連携
なぜLINEを利用するに至ったのか?
日本では多くの方がLINEを使っており、新たにアプリをインストールせずに、気軽に利用できることが魅力でした。メッセージ配信をはじめとする管理機能も充実しているため、単独のアプリと比べて、開発やメンテナンス工数を削減できる点も採用ポイントになりました。
また、アプリの特性上、とてもデリケートかつ個人的な回答データを取得するため、個人情報を含まないデータ管理は、ユーザーにとっても弊社にとっても大変重要です。LINEのユーザーIDを利用することで、“ユーザーによる個人情報の入力は不要で運用可能”であることも重要なポイントでした。リスクを最小化し、安心してご利用いただけるアプリを構築できたのは、LINEだからこそだと思います。
「問いかけアプリ」リリース後、自社にとってどのような効果があったのか?
この問いかけアプリは、個人はもちろん、社員サポートの新ツールとして法人内でも活用いただくため、個人情報を入力する必要が無い(回答データでユーザーを特定できない)点を高く評価いただいています。「会社から勧められて使い始めたけど、LINEから利用できるのでプライベート感があっていい」「誰にも見られないから、誰にも言えないことまで書ける」という感想を多数いただいております。
また、ユーザーへの問いは、毎日メッセージ配信するのですが、メールと比べてLINEのメッセージ通知は目に留まりやすいため、質問フォームをメール配信していた検証時と比べて、ユーザーの回答率が上がりました。多くの人が使い慣れているLINEの効果は大きいと感じています。
システムデータ利活用について
最も活用しているデータは回答です。問いかけアプリには、過去の回答をランダムに届ける機能があり、自分の回答を読み返すことができます。毎日アプリを使っていると、過去どんな問いにどう答えたのか、ほぼ忘れてしまいます。だからこそ、数ヵ月後に届く“あの日の回答”を読み返すだけで、湧いてくる思いや気づきがあります。過去の問いに、もう一度向き合い、当時といまの答えを比較して気づく変化もあります。回答には、その時の気持ちや状況、自分の言葉が詰まっていますからね。
自分の言葉が、時を超えて、あの時とは違う状況の自分に届くことの面白さと価値をより感じていただくために、今後も活用して参ります。