LINE API Use Case
LINE API Use Case

LIFFを活用し、ネイティブアプリ不要で最高のゲーム体験を提供。LINEの友だちとリアルタイムでワイワイ遊べる、マルチプレイヤーゲームプラットフォーム「プレイルーム」開発事例

システムの解説

インフラは何を選んだのか。選定理由

インフラはGCP(Google Cloud)を選択しました。エンジニアのスキルセットがGCPにマッチしていたということもありますが、GCPでないと実現できない機能として、クライアントとサーバー間でデータの変更をリアルタイムで同期することができる「Firestoreデータベース」がありました。
複数のクライアントが同じデータを同時に操作している場合でも、データの競合を回避できるため、ゲームステータス管理やチャットなど、リアルタイム性が要求されるデータのハンドリングは、Firestoreがなければ実現できませんでした。わかりやすいSDKが完備されているため、開発時間もかなり削減できたと思います。

クラウドインフラのランニングコスト

ランニングコストはやはりFirestoreの割合が大きいです。Firebaseはドキュメントを読み書きするごとに料金が発生するため、ドキュメントサイズをできるだけ小さくするなどの工夫をしました。

今後どうしていきたいか?

今後もさまざまなジャンルのゲームを追加し、より多様なユーザー層に対応したゲームプラットフォームを目指したいと思います。とくに、マルチプレイヤーゲームという特長をさらに魅力的にするために、ユーザー同士のリアクションをもっと楽しめるような機能にフォーカスしたいと思っています。
また、収益面を改善する取り組みとして、Adsense広告以外にも、有料コンテンツの提供や別の有料ゲームへの誘導などにもチャレンジしていきたいです。
収益を確保しつつ、友だち同士でカジュアルにワイワイ遊べるコミュニケーションの「定番ツール」として成長させたいと考えています。

これからサービスを開発される方に一言

LINEミニアプリやLIFFアプリでLINEを「アプリプラットフォーム」として利用する方法は今後さらに進化すると思います。ネイティブアプリをインストールすることなく、リンクを1タップしてもらうだけで、アクティブ率の高いLINEのユーザーに自社のサービスを提供できる環境は唯一無二です。このような活用法が広まっていくことを期待しています。

ユーザー導入事例関連リンク

プレイルーム LINE公式アカウント
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利用しているAPIのリンク

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