LINE API Use Case

SNS相談一元管理システム『つながる相談』

システムの解説

『つながる相談』を支える技術

相談員が受けた相談に対応する処理、相談者から送信されたメッセージの処理などをRuby on Railsで構築したシステム上にて行なっています。開発当初に製品のプロトタイプをできるだけスピーディに顧客に提供することでビジネスの機動力を高めるため、少人数でも高速に開発が可能なRuby on Railsを採択しました。またRubyには、Ruby on Rails以外にも高品質なライブラリが豊富に揃っていることもあり、それもスムーズな開発の一助となっているように思います。

インフラはAWSを採用しています。
・ロードバランサがEC2へ負荷分散してデータを処理しています。
・データベースはRDSを利用し、マルチAZにより冗長化しております。
・CI/CDのツールとして、CodePipeline・CodeDeployを利用しております。
AWSのサービスを利用することでデプロイを自動化することにより、管理しやすい形にし効率化をしております。

LINE API は以下のような形で活用しております。
・Messaging API: LINE相談における相談員・相談者間のメッセージ送受信に使っています。
・LINEログイン / LINEミニアプリ: LINEのガイドライン対応相談画面へ相談者がアクセスする際のユーザー認証の仕組みとして、LINEログイン(LIFF)を使っています。

今後の展望

今後は生成AIをサービスに組み込むことで、相談員の業務をサポートする仕組みも提供できればと考えております。例えば、過去の相談データを元に、相談者からのメッセージに対する回答の草案を生成AIに作成させたり、外国語での相談対応における翻訳のサポートを行ったりといったようなものを想定しております。こちらは、相談事業ごとに利用者のニーズを確認しながら、各事業者と協議の上、検証・実装を進めていく予定です。

これからLINE APIを活用される方に一言

LINEというコミュニケーションツールを活用したプラットフォームを構築するのに、まさにうってつけの手段だと思います。

ユーザー導入事例関連リンク

利用しているAPIのリンク

『つながる相談』デモ環境
『つながる相談』デモ環境

LINE APIを導入した開発に関するお問合せ

LINE公式アカウントやLINE広告などの新規導入・アカウント作成をご検討のお客様

LINEサービスに関するお問い合わせ

「LINEミニアプリ」を中心としたLINE APIの開発に関する開発依頼や相談をしたいお客様

テクノロジーパートナーへお問い合わせ

AWSを活用した他ユーザー導入事例