LINEログインの活用で、友だち数を増やしながらLINE経由の購買導線を改善
LINE公式アカウント活用の課題として「友だちが増えない」「LINEからの購入に繋げるための施策ができない」等の声をよく伺います。これらの課題解決のためには、「EC・Webサイトと親和性の高い友だちに登録いただける仕組みづくり」と「一人ひとりの購買傾向に合ったメッセージ配信」が重要です。「ソーシャルPLUS」には、LINEログイン機能を中心に、EC・WebサイトとLINE公式アカウントを連携活用するための機能を備えています。サイトへの会員登録やログインの過程でLINEの友だち追加やID連携ができるので、クーポンなどのインセンティブをつけなくても、親和性の高い友だちが増えやすくなります。さらに会員IDとLINEのIDが紐づくことで、過去に購入した商品や気になっている商品など、サイト上での行動データにもとづいたメッセージの出し分けも可能(※)になります。LINE公式アカウントから1タップでログイン(LINE公式アカウントをスムーズに友だち追加する機能)も簡単なため、リピート購入にも繋がりやすいです。
※ LINEアカウントと紐づいた行動データの取得・活用にはユーザーの許諾が必須となります。
LINEとの連携
ID連携率向上による効果的なメッセージ配信
「ソーシャルPLUS」を活用しているナースリーは、白衣やナースシューズなどのグッズを直営のオンラインショップやカタログ通販で販売しているブランドです。ナースリーでLINEログインおよびユーザーのサイトの会員IDとLINEアカウントとのID連携を行い、同時に企業のLINE公式アカウントをスムーズに友だち追加する機能を導入いただいた理由としては、主に下記2点です。
1. 購入いただいたお客様とLINEで継続的なコミュニケーションをとれる体制づくり
2. 少ない通数でよりお客様のニーズに即したメッセージを配信するために、LINEのID連携率を向上させたい
特にLINEのID連携率の向上においては、お客様のモチベーションが高い「初回購入時」に必須の新規登録フローにLINEログインを導入する方が、既に友だちになっていただいているお客様に向けた施策よりも効果的だと評価いただいています。
リリース後の成果
ナースリー様ではLINEログインの導入後、ターゲットリーチが約3倍になりました。2019年7月にLINEログインを導入するまでは前年比70%ほどのペースで推移していたため、LINEログインとスムーズに友だち追加する機能の導入効果だと想定されます。
◆ナースリー様の声より
LINE経由の受注金額も、LINEログイン導入後の1年間で平均273%(昨年同月比)伸びました。特に2020年4月以降には、新規会員登録数が昨年同時期の2倍以上となりつつも、7月以降はリピート売上が新規売上を上回っています。LINEログインを導入してLINE活用を本格化するまでは、リピートより新規の売上の方が高かったので驚きです。
LINEログインにおけるデータ連携の仕組み
「システムの解説」に掲載している図は「ソーシャルPLUS」を導入したサイトにおける、LINEログインでの会員登録およびMessaging APIでのセグメント配信の流れのイメージです。LINEログインを利用してLINEのユーザーIDと企業の会員ユーザーIDが紐づくことで、LINEのメッセージの配信対象を会員ユーザーIDで指定可能になります。※本施策ではユーザーの承諾を頂いた範囲でデータ取得・利用を行っております。