LINE API Use Case

LINEログインとLINEのID連携を活用し、LINE公式アカウントの友だち数・売上3倍に成長!「ナースリー」での「ソーシャルPLUS」活用事例

システムの解説

「ソーシャルPLUS」におけるインフラの選定理由

インフラはAWSで、Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)/Amazon ElastiCache /Amazon Auroraといったサービスを利用しています。

Amazon EKSはAWSのマネージド型サービスで、Kubernetesと呼ばれるオープンソースのシステムを使って、アプリケーションを効率的に管理できます。このサービスを使うことで、Kubernetesクラスターの運用や保守作業を気にせずに済むため、アプリケーション開発やビジネスの発展に時間を注力できます。また、AWSの他のサービスともスムーズに連携できます。

Amazon ElastiCacheは、AWSが提供するサービスで、高速なデータキャッシュをアプリケーションに提供します。このデータキャッシュは、データベースから情報を素早く取得できるため、アプリケーションの速度を向上させます。データベースへの負荷を減らし、アプリケーションの性能を高めるために使える便利なツールです。

Amazon Auroraは、AWSが提供するマネージドリレーショナルデータベースエンジンで、MySQLおよびPostgreSQLと互換性があります。既存のデータベースを変更せずに、高性能なデータベースを利用でき、自動化されたクラスター化とレプリケーションによりデータベースの管理が簡素化されます。アプリケーションの性能向上、運用コスト削減、開発の効率化に寄与します。

このように、「ソーシャルPLUS」は複数のアプリケーションで構成しております。特にAmazon EKSを採用することで複雑なサーバーの管理をなるべくシンプルに運用しています。またLINEログインやMessaging APIといった機能を提供する上で、大量のリクエストを安定して処理するためにスケーラブルなマネージドサービスを積極的に採用しています。

今後について

これまでの「ソーシャルPLUS」では、主に「LINEログインによる友だち追加とID連携促進」を強みとしてきました。今後は、「LINEログインで連携したデータを元にした(※)、LINEのメッセージ配信・分析機能」をより強化していこうと考えています。
※ LINEアカウントと紐づいた行動データの取得・活用にはユーザーの許諾が必須となります。

利用しているAPIのリンク

お問い合わせ先

AWSを活用した他技術事例